10歳の少女が犯した罪と罰/映画『種をまく人』予告編

10歳の少女が犯した罪と罰/映画『種をまく人』予告編

10歳の少女が犯した罪と罰/映画『種をまく人』予告編

岸建太朗が主演と撮影監督をつとめた竹内洋介監督初長編映画『種をまく人』予告編が解禁となった。

3年ぶりに病院から戻った高梨光雄(岸建太朗)は、弟・裕太(足立智充)の家を訪れる。再会を喜ぶ姪の知恵(竹中涼乃)、その妹でダウン症の一希に迎えられ束の間の幸せを味わう光雄。その夜、知恵にせがまれた光雄は被災地で見たひまわりについて語る。知恵はその美しい景色を思い浮かべながら、太陽に向かって咲くひまわりと、時折ふと空を見ている愛しい一希の姿とを重ね会わせるのだった。明くる日、知恵は光雄と遊園地に行きたい嘆願する。裕太と妻・葉子(中島亜梨沙)はそれを快く受け入れ、娘たちを光雄に預けるが、幸福な時間も束の間、遊園地で突然の不幸が訪れる。

少女・知恵を演じる竹中涼乃は本作が長編映画初主演でありながら真に迫る演技を見せ、世界中の人々の心を魅了した。父・裕太を演じるのは多くの巨匠監督の作品に出演している実力派俳優・足立智充。本作でも自然体ながら揺るぎない実力を発揮した。母・葉子役には、映画やドラマ、CMなどでも幅広く活躍する元宝塚歌劇団の中島亜梨沙。他にも本格派俳優が脇を固め、映画に重厚感を与えている。本作の主人公・光雄は悲しみの最中、ひたすらひまわりの種を植え続ける。やがてその行為に没頭するうちに、主人公はその意味すらも忘れてしまう。そこにはもう、悲しみも喜びも存在しない。あるのはただ、種を植えるという行為、その種がのちに花開くという自然本来の営みと、その事実のみになる。時の流れは人の感情を変える。重くのしかかる日常の時間から一歩踏み出した時、そこに在る時間に救われることがある。絶望の中にある少女・知恵と父・裕太が最後にたどり着いた結論の先に、かすかな光が垣間見れる。

タイトル:種をまく人
監督・脚本・編集:竹内洋介
出演:岸建太朗、足立智充、中島亜梨沙、竹中涼乃、杉浦千鶴子、岸カヲル、鈴木宏侑、竹内一花、原扶貴子、植吉、ささき三枝、高谷基史、カウンミャットゥ、篠原哲雄、植田裕一、酒井麻吏、小林大介、川島俊一、高木公佑、吉野愛生子

『種をまく人』は11月30日より池袋シネマ・ロサにて公開となる。

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